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代表挨拶

薫風堂 代表の下坪 壮介です。薫風堂ホームページにお越しくださり、ありがとうございます。

私は、かつてバーテンダーとして働き、そして店長として店舗の再生と運営を任されていたことがありました。

場所は激戦区、新宿・歌舞伎町。普通の店舗運営では、周囲に吞み込まれる。そう考えた私は、「癒しのバー」づくりを行いました。刺激の強い街にあって、疲れを癒す止まり木のような場所になりたい、と考えたからです。店内には観葉植物を多く飾り、BGMはのんびりとしたヒーリングミュージックを流しました。結果は成功、売上は次第に回復していきました。

しかしながら、私は従業員に対し、お客様に提供したい「癒しの場」の説明を怠りました。彼らは賑やかな街にあって「賑やかで楽しい、刺激的な場所」を求め、「自分たちのやりたいようにやらせれば、売上をもっと伸ばせる」とオーナーに直談判し、私を排除しようとしてきました。遂にはオーナーから「従業員の言うことを聞いてやるのも店長の仕事だから」と、彼らの望む店舗運営を試すよう言われました。試してたったの一か月で、売上は激減しました。オーナーからは、売上減少の責任を問われ、回復に努めるよう厳命されました。しかし、雰囲気を変えたことで離れてしまったお客様は戻ってきません。また、マイナスからのスタートでした。

オーナーからの売上アップの圧、従業員との対立と彼らからの反発などにより、私は心身に様々な不調が出てきました。「何か、心を癒してくれるものはないか」と、救いを求めて街を彷徨っていたときに、ふと、いい香りがしてきました。それは、アロマショップから漂うラベンダーの香りでした。導かれるままにお店に入り、様々な香りを試させてもらいました。心が満たされ、癒されていくのを感じました。

これが、アロマセラピーとの出会いでした。25歳でした。

その後、アロマセラピーについて調べるために様々な書籍を買い、勉強しました。すぐにメディカル・アロマセラピーに対しての関心が高まり、その方面での勉強もするようになりました。以来、現在に至るまで、アロマセラピーの勉強はずっと続けています。

バーは追い出されるように退店。心に深い傷と無念さを抱え、私は静岡へ帰郷しました。そして、経営学と情報学について学んだ後、縁あって地元大手メディアグループの情報システム会社で、医療情報システムの営業マンとして働きました。結果を少しずつ伸ばし、自信をつけていった頃、新しく就任した上司に、ひょんなことから目を付けられました。その上司からの理不尽な指示や指導、いわゆるパワーハラスメントを受ける後輩をかばい、異議を唱えたのが原因でした。その日からパワハラの矛先は私に向かい、毎日理不尽な要求と叱責を数時間受けるようになりました。

これにより、私は心と精神を病みました。

通院を始めたことを上司に言うと「気の持ちようだよ」「下を向くな、顔をあげなさい」と励まされました。傷口に唐辛子を塗り付けるような数々の励ましの言葉に、症状はますます悪化していきました。

やがて長期間の休職を余儀なくされ、復帰するも1年半で退職しました。

転職先では、多方面での活躍が認められ評価されるなか、あるお客様から「自分の要求を無視した」ということで執拗にいやがらせや罵詈雑言を受けるようになりました。1年間を経て、私は再度精神を病み、やがて退職しました。

このような経験から思うのは「人生にはいろいろなことがある」ということ、そして「悩み苦しむ心には、早期の手当=癒しが大切」ということです。現在、心療内科やメンタルクリニックは患者さんが非常に多く、2か月先の予約さえ取れない、ということも珍しくありません。「心の病」は、現代の社会的課題です。自分でストレスを上手く解消し、心が病む前にリフレッシュできるならばよいのですが、誰もがそのようにできる訳ではありません。

私には、仕事と並行して個人で続けてきたアロマセラピーの知識と技術を活かし、悩みなどの相談を受けてきました。このような「癒しのスキル」は、もしかしたら「悩み苦しむ心」の「早期の手当」に役立つかもしれません。

私は、不器用な性格も災いして、何度も心を病みました。それは、とても苦しいものでした。

そんな苦しい思いをする人を、少しでも減らすことができたら、と思います。

本格的な治療をしなければならないような状態になる前に、少しでも心の重荷を減らすお手伝い、心の傷を癒すお手伝いができたら、と思います。

​​

小さな感動、小さな喜びの積み重ねは、生きる励み、生きる喜びにつながるものと思います。

そしてそれは、「明日を生きる活力」の源にもなるものと思います。

私は、香りや対話、情報技術など、持てる知識や技術をすべて用いて、皆様の「明日を生きる活力」を共に創りたいと思っています。

明日を生きる活力のために。笑顔があふれる社会をつくるために。そして、誰もが生きる喜びを感じられるように。

​そのお手伝いに、全力を尽くしたいと思います。

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